INTERVIEWスタッフインタビュー

プロデューサー Ayano

営業本部 プロモーション営業部 2017年入社 法学部卒
北海道札幌市出身
商社・出版社を経て、HBCフレックスにキャリア採用。
Web動画広告・テレビ番組やCMのプロデューサー・プランナーとして活躍中。
自治体の地方創生を目的としたプロジェクトや官公庁の記録映像も担当フィールドのひとつ。

 

制作全体を指揮管理する目線

プロモーション営業部でプロデューサーをしています。企画を練って、さまざまなクライアントに対して提案していくのが主な仕事。
企画が通った後は、スタッフおよび予算の進行管理を行ない、一歩引いたところから制作全体を把握・管理する業務を担当します。

また、某テレビ番組のAP(アシスタントプロデューサー)を担当。番組趣旨とテーマに合った取材先を探して交渉したり、スケジュールを立ててロケに同行する等、制作現場に近い業務も行っています。

 

カタチになるものを創造する一員になりかった

長年、総合商社の開発営業として働いていました。商社は自社で製品を持たない業種だったため、自分の中の“やりがい”や“好奇心”をカタチにすることとは少し距離があると感じていました。

そんな中で辿りついたのがHBCフレックス。全く異なる業種でしたが、私はクライアントと同じ“この業界の素人”。業界に染まっていないことが逆にメリットなのではないかと思いました。

また、製品を持たない商社だからこそ得た柔軟な提案力、メーカーと顧客の間を取り持つ調整・交渉力、ビジネスとしての財務管理能力。専門的な技術力は全くありませんでしたが、作品づくりの一員となれるのではないだろうか、と考え、転職を決意しました。

 

アラフォー未経験からの挑戦

大学卒業後、総合商社で10年以上勤務して管理職となりましたが、ものづくりをしたいという想いを実現すべく、思い切って人生の舵をとりました。

小さな出版社に転職したのですが、今までに関わったことのない様々な業種の人たちとの企画立案など全てが新鮮でした。自分の名前が載った作品を手に取った時の感動は忘れられません。

紙媒体という枠組みを超えて、もう少し柔軟で自分らしい仕事をしていきたい!という想いが現れたときに、仕事上で接点があったHBCフレックスの存在を意識し始めたんです。

今までの経歴と人脈、自分の性格と将来性を見据えてもう一度転職を決意。ここに来てようやく、過去の点と点が結び付き、無駄なことなんて何ひとつなかった!と実感しています。

 

正解のない面白さがある

印象に残っている仕事は…全部ですね。ある程度スキームのある企画でも、中身はゼロベースで考案していく。どれひとつ同じことがないんです。正解もない。比べようがないです。全て記憶に残っているほど1つ1つに思い入れがあります。

あえて言うと…入社して初めてラジオ案件を担当したときのことですかね。テキスト(紙)とテレビ(映像)のメリットは想像がついたのですが、ラジオは音声だけ。

「視覚情報に頼らずに伝えるとはどういうことなんだろう?」と、たった20秒の原稿にすごく困惑しました。

私はディレクターではありませんが、「多岐にわたるクリエイティブな考えがないと淘汰される!」という危機感と共に、無限の可能性に高揚感が生まれたのを鮮明に覚えています。

 

アイデンティティが成熟していく喜び

HBCフレックスを一言で表すと、“職人の集まり”。十人十色って言葉が似合う社風です。新人も重鎮も関係なく、個々から繰り広げられる価値観を楽しんでいる感じです。

技術職ではない私のような人材だって関係ないんです。もちろん性別も関係ない。むしろ女性の目線が必要とされる場面も多くあって、ありのままの自分が重宝されます。

20代ではなかなか接点が持てないような著名人や社長など、取材を通して深く関わることも。通常の企業では同じような方々としか関わらないことが多いので、今まで閉鎖された環境だった事に気づかされました。

なので、人生の通過点として経験して欲しい!こんなこと言ったら会社に怒られそうですが(笑)

ある一日のスケジュール

  • 9:30 出社・メールチェック

  • 10:00 制作企画会議

  • 11:00 新規および既存案件の進行管理

  • 12:00 昼休憩

  • 13:00 番組中継立会い

  • 14:00 映像コンペ・イベント等の企画立案および企画書作成

  • 17:30 退社

学生へのメッセージ

不特定多数のモノ・コト・ヒトに触れて欲しいですね。

人間関係や情報を得るとき、自分の好きな分野だけに留まらないよう意識して。
新しいことにチャレンジする姿勢は、歳を重ねるごとに失われていくもの。
未知なことや違う考えが出てきたらワクワクする!

そんな好奇心のある人材は、何処へ行ってもいくつになっても成長していて魅力的です。

柔らかな若い脳みそにインプットしまくった感性を弊社でどんどんアウトプットして欲しい!

新しい価値観。これからの世の中に遺る作品作りに必ず役立つことでしょう!