倉庫に映像フィルムが
眠っていませんか?
長い歴史を持つ企業様・自治体様の倉庫から
丸い金属製のケースに入った映像フィルムが見つかることがあります。
しかし、映像フィルムは数十年前に制作されたものが多く、
当時を知るスタッフが退職していたり、
映写機を保有していないなどの理由から、
収録された映像を観ることが難しくなっているのが実情ではないでしょうか。
こうした映像フィルムに収められた作品は、
制作当時の風景や事象を今に伝える貴重な資産です。
フィルムスキャンによってデジタルデータ化することで、
PCやテレビでいつでも視聴できるようになったり、
動画から切り出した静止画を
印刷物やWebサイトに掲載したりすることが可能になります。
眠っていた映像フィルムが再び輝きを取り戻すのです。
フィルムに、再び光を。
私たちは、現在そして未来の世代が大切な歴史を
身近に感じられるようなお手伝いをしたいと考えています。
REASONなぜHBCフレックスなのか
HBCフレックスの創立は1955年。当時は北海道放送映画社という社名でした。創業から2002年まで約50年にわたってフィルム映画を制作しており、その数は約1,000タイトルにのぼります。
フィルムとの関わりが深い当社は、2017年に北海道内では初めてBlackmagic Design社のCintel Scannerを導入。映像フィルムの編集に携わってきたベテランエディタから次世代のスタッフにフィルムを扱う技術を継承し、フィルムスキャンサービスを行っています。
FLOWサービスの流れ
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1フィルムチェック・お見積り
お問い合わせをいただいた後、実際にフィルムの状態をチェックさせていただき、スキャニングのお見積りをいたします(場所やフィルムの本数によっては担当者が伺う場合もございます)。
※補修が必要な場合は別途見積もりとなります。また劣化状態によってはスキャンできない場合があります。
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2スキャニング
ご発注後、実際の作業に入ります。
Cintel Scannerを用いて1コマずつデジタルデータとして取り込みます。
16mmフィルムはフルHD解像度、35mmフィルムは4K解像度を有する高精細な画像として蘇ります。 -
3グレーディング(オプション)
フィルムからスキャンした映像は経年劣化や保存状態によって色あせていたり、色味が制作当時とは変わっていたりすることもあります。
ご要望に応じてカットごとの色味やコントラストを丁寧に補正します。※退色の程度によっては復元の難しい場合もあります。
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4エンコード・オーサリング
スキャニングと必要に応じてグレーディングを終えたフィルムの映像を1つのファイルとして書き出します。
PCで視聴しやすいmp4やwmv、テレビ向けのDVDなど使用環境に合わせて映像データを作成します。
COST基本料金(税別)
2021年現在
16㎜ポジフィルム | 10分まで45,000円 | 料金計算例20分の16㎜ポジフィルム作品の場合 45,000円+(2,500円×10分)=70,000円(別途諸費用) |
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※以降1分毎2,500円 | ||
35㎜ポジフィルム | 10分まで65,000円 | 料金計算例20分の35㎜ポジフィルム作品の場合 65,000円+(3,500円×10分)=100,000円(別途諸費用) |
※以降1分毎3,500円 |
※16mm、35mmともネガフィルムのスキャニングも対応いたします。
MEDIA変換対応メディア/データ
DVD、ブルーレイディスク他/mp4、wmv、mov他
COLOR GRADING幅の広がったグレーディング
デジタルデータ(RAWデータ)への変換が可能となったことで、色・明るさなどの調整にあたるグレーディングの幅が広がりました。
専用のソフトウェア(DaVinci Resolve Studio)を使うと映像の一部 の色・明るさだけの修復も可能です。
年月の経過で退色したフィルムでも、鑑賞しやすいデジタルデ ータへ復元します。