コーポレートスローガンを決めようと集まった話
HBCフレックスでは働き方改革を進める一環として、「業務改善プロジェクト」という取り組みを続けています。
その会議中、「スタッフみんなが働きやすい会社であるために、何かおもしろいことはできないか」という雑談の中から出たアイディアの1つが、コーポレートスローガンを決めてみよう、というものでした。
社是は存在するのですが、もう少し、柔らかくて気軽に使えるコピーを作ろうという試みです。
このスローガン策定プロジェクト。
グランプリに選ばれたスタッフには会社から特別休暇2日間と旅行券5万円分を贈呈することにしました。
2019年の4月に募集を開始したところ、40人から合計154作品(!)が集まりました。
1次選考を経て、11作品にまで絞られた応募作。各部署の言語センスあふれる精鋭たちにお願いして最終選考委員になってもらい、このほど選考会議を開きました。
事前にメール投票をしてもらっていたんですが、実際に集まってもらうと
「社内のモチベーションが第一か、お客様に伝わりやすいコピーを目指すのかという視点を決めよう」
「映像と音の両方をイメージできる作品がいいのでは」
「未来志向の言葉が入っているといい気がする」
などなど想像以上に積極的な議論が交わされました。
当社はテレビ・ラジオ放送、WEBデザイン、美術CG、BtoBの映像ディレクションなど事業領域が多岐にわたるため、普段は接点のないスタッフが数多くいます。
選考委員として選ばれて初めて言葉をかわすような相手もいたはずですが、みな想像以上に積極的な議論を展開してくれました。
悩みに悩んで、最後は3作品に絞り、挙手で最終投票へ。結果は8月下旬の創立記念式典で発表することになりました。
選ばれた作品をどう使っていくかはもちろん大切ですが、今回のような直接的には業務と関係ない試みにスタッフが前向きに参加してくれたことが何よりも嬉しいなあと思った次第です。